浅野真澄オフィシャルブログ

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浅野 真澄 (あさの ますみ)のブログ、浅野真澄オフィシャルブログ

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サイトを作ってくれる業者さんをやっとのことで選定。

それでもまだまだやることがたくさんある、私と幼なじみ(前回からの続きです)。

次にやるべきは、

登記簿の住所の書き換え!

私の会社、あさのカンパニー(仮)は、

社長は私じゃないし、住所も私の住所じゃありません。

なぜなら、会社を作るとき私が代表者になってしまうと、

決まりにより、登記簿に私の住所を載せなければいけないから。

500円払えば、会社の登記簿は閲覧できるわけで、

まあそんなことをする人がそうそういるとは思えませんが、

おもてに出る仕事をしている人が会社を作るときは、

念のために、別の人を社長にするものなんだとか。

 

ふう。めんどくさい。

声優という仕事のこういうところが、本当にめんどくさい。

今から16年前、声優として仕事が続くか確信が持てなかった私は、

「芸名をつけたいなんて、自意識過剰みたいで言い出しづらい」

なーんて思って、つい本名で仕事をはじめてしまいましたが、

タイムマシンがあるなら、

あのときの私に会いに行って、後ろ頭をはたきたい。

ばか!

そんな自意識捨てちまえ!

今から声優を目指す人、このブログを読んでいたら、

悪いことは言いません、絶対に芸名をつけた方がいいです。

こうして起業するときはもちろん、

美容室でも、

旅先で宿帳を書いても、

マッサージに行っても、

買い物でクレジットカードを出したときも、

友達としんみり涙を流しながら語り合っているときですら、

本名で仕事をしているということは、何かと面倒を引き起こします。

「浅野さんがここに来てるって、友達に話したらびっくりしてました!」

「この町に住んでるんですね!驚きました」

などと報告を受けます。

私なんて知名度が中途半端なもんだから、

「どうせ誰も知らないだろう」

と油断しきったタイミングでそれがきます。

ノーメイクでも、ノーブラでも、

自宅の前でも、家族と一緒でも。

応援してもらえることは、すごくありがたい。

善意で声をかけて下さってることも、もちろん分かってる。

でも、どこの誰だか知らない人や、その人のそのまたお友達に、

プライベートな人間関係や、住所や、

場合によっては電話番号までを一方的に知られてしまうのは、

やっぱりかなり恐怖です。

 

……話は大きくそれちゃいましたが、

まあそんな感じで、いろいろ手続きがめんどくさい私の会社の登記簿の、

住所だけでも、

今回の起業のために借りたオフィスの住所に変更しよう!

気軽にそう考えた私は、

顧問税理士であり、週刊マネーランドというラジオ番組の相方でもある、

山田真哉さんに相談に行きました。

ついでだから、紹介がてら、幼なじみも連れて。

すると山田さんから言われた、衝撃的な一言。

「確かに、住所は変えた方がいいと思います。

ただ、登記簿の住所の書きかえって、お金がかかるんですよ。

えーっと、6万円くらいかな?

高っ!!!

衝撃を受ける私と幼なじみ。

他にも、起業にあたっていろいろ「住所問題」「名義問題」勃発。

そこらへんの話は、また次回。

 

 

 

 

 

 



2016/12/11 (2881日前)


サイトを作ってくれる業者さんをやっとのことで選定。

それでもまだまだやることがたくさんある、私と幼なじみ(前回からの続きです)。

次にやるべきは、

登記簿の住所の書き換え!

私の会社、あさのカンパニー(仮)は、

社長は私じゃないし、住所も私の住所じゃありません。

なぜなら、会社を作るとき私が代表者になってしまうと、

決まりにより、登記簿に私の住所を載せなければいけないから。

500円払えば、会社の登記簿は閲覧できるわけで、

まあそんなことをする人がそうそういるとは思えませんが、

おもてに出る仕事をしている人が会社を作るときは、

念のために、別の人を社長にするものなんだとか。

 

ふう。めんどくさい。

声優という仕事のこういうところが、本当にめんどくさい。

今から16年前、声優として仕事が続くか確信が持てなかった私は、

「芸名をつけたいなんて、自意識過剰みたいで言い出しづらい」

なーんて思って、つい本名で仕事をはじめてしまいましたが、

タイムマシンがあるなら、

あのときの私に会いに行って、後ろ頭をはたきたい。

ばか!

そんな自意識捨てちまえ!

今から声優を目指す人、このブログを読んでいたら、

悪いことは言いません、絶対に芸名をつけた方がいいです。

こうして起業するときはもちろん、

美容室でも、

旅先で宿帳を書いても、

マッサージに行っても、

買い物でクレジットカードを出したときも、

友達としんみり涙を流しながら語り合っているときですら、

本名で仕事をしているということは、何かと面倒を引き起こします。

「浅野さんがここに来てるって、友達に話したらびっくりしてました!」

「この町に住んでるんですね!驚きました」

などと報告を受けます。

私なんて知名度が中途半端なもんだから、

「どうせ誰も知らないだろう」

と油断しきったタイミングでそれがきます。

ノーメイクでも、ノーブラでも、

自宅の前でも、家族と一緒でも。

応援してもらえることは、すごくありがたい。

善意で声をかけて下さってることも、もちろん分かってる。

でも、どこの誰だか知らない人や、その人のそのまたお友達に、

プライベートな人間関係や、住所や、

場合によっては電話番号までを一方的に知られてしまうのは、

やっぱりかなり恐怖です。

 

……話は大きくそれちゃいましたが、

まあそんな感じで、いろいろ手続きがめんどくさい私の会社の登記簿の、

住所だけでも、

今回の起業のために借りたオフィスの住所に変更しよう!

気軽にそう考えた私は、

顧問税理士であり、週刊マネーランドというラジオ番組の相方でもある、

山田真哉さんに相談に行きました。

ついでだから、紹介がてら、幼なじみも連れて。

すると山田さんから言われた、衝撃的な一言。

「確かに、住所は変えた方がいいと思います。

ただ、登記簿の住所の書きかえって、お金がかかるんですよ。

えーっと、6万円くらいかな?

高っ!!!

衝撃を受ける私と幼なじみ。

他にも、起業にあたっていろいろ「住所問題」「名義問題」勃発。

そこらへんの話は、また次回。

 

 

 

 

 

 



2016/12/11 (2881日前)


景品サイトを作ってくれる業者さんと、

面談することになった私と幼なじみ(前回からの続きです)。

気合いをいれて臨んだものの、専門用語のオンパレードに、

気づけば私は、睡魔に脳みそをのっとられそうに……。

1人目の面談が終わった時点で、

「途中からボーっとしてたでしょ。頼むよマジで」

と幼なじみにも怒られ、反省。

約30分の休憩をはさんで、業者さんは夜まで、次々とやってくる。

よし、分からないなりに、

何かひとつ指針を決めて、相手の話を聞こう。

 

ECサイトを作ってくれる業者さんは、仕事上の大事なパートナー。

いざ「お願いします」となったら、

何度となくやりとりし、意思の疎通を図らなくちゃいけない。

それなら信頼が必要不可欠。

私が信頼する相手の条件は……

同業他社をディスらないこと、これだ!

「A社にはこんなマイナス点があるんですよ。その点うちは……」

というプレゼンをしてきた相手は、例外なくお断りしよう。

自分の仕事に置き換えて考えても、そんなやつ最悪だし。

他社のネガティブ情報との比較ではなく、

自社のポジティブ情報でプレゼンしてきた相手なら

きっと一定の信頼はおける…気がする。たぶん。

 

ということで、そこから先の面談は、

私はただ、その部分にのみ注目して話を聞きました。

まあ、交渉のプロでもなんでもない私が考えた方法なので、

このやり方が賢明かどうかは、わかりません。でも、

「ちょっと!この人はいいやって思ったとき、

話を早く切り上げようとしすぎだよ!分かりやすすぎ!」

と幼なじみに怒られつつ、

『同業他社のディスりプレゼンをしない』というものさしで、

候補は一気に半分に。

けれど不思議なことに、

数日間におよぶ面談の中で、自分がいいなと思った相手を

第一候補から第三候補まで挙げたところ、

幼なじみの意見と、ぴったりおんなじに。

ものさしの形は人それぞれでも、

結局、受ける印象に大差はないのかもなあ。

 

それにしても。

各社が提案してくれた見積もりを見ると、

価格にはなんと、10倍の開きが!

一社だけ、飛びぬけて高い額を提示してきた会社は、

うちと組む気がそもそもなかったのか、

大手のブランドに対する価値がのっかってるのか、

私には知るよしもないけれど、

いくらなんでも10倍て!

これ、もしこの会社にしか話を聞いてなかったら、

あぶなく起業をあきらめちゃうところだった。

これからも、何か大事なことを決めるときには、

必ずいくつかの候補を挙げて、比較、検討しよう。

シミジミそう思いました。

だって……10倍て。

 

続きは次回!

 



2016/12/08 (2884日前)

景品サイトを作ってくれる業者さんと、

面談することになった私と幼なじみ(前回からの続きです)。

気合いをいれて臨んだものの、専門用語のオンパレードに、

気づけば私は、睡魔に脳みそをのっとられそうに……。

1人目の面談が終わった時点で、

「途中からボーっとしてたでしょ。頼むよマジで」

と幼なじみにも怒られ、反省。

約30分の休憩をはさんで、業者さんは夜まで、次々とやってくる。

よし、分からないなりに、

何かひとつ指針を決めて、相手の話を聞こう。

 

ECサイトを作ってくれる業者さんは、仕事上の大事なパートナー。

いざ「お願いします」となったら、

何度となくやりとりし、意思の疎通を図らなくちゃいけない。

それなら信頼が必要不可欠。

私が信頼する相手の条件は……

同業他社をディスらないこと、これだ!

「A社にはこんなマイナス点があるんですよ。その点うちは……」

というプレゼンをしてきた相手は、例外なくお断りしよう。

自分の仕事に置き換えて考えても、そんなやつ最悪だし。

他社のネガティブ情報との比較ではなく、

自社のポジティブ情報でプレゼンしてきた相手なら

きっと一定の信頼はおける…気がする。たぶん。

 

ということで、そこから先の面談は、

私はただ、その部分にのみ注目して話を聞きました。

まあ、交渉のプロでもなんでもない私が考えた方法なので、

このやり方が賢明かどうかは、わかりません。でも、

「ちょっと!この人はいいやって思ったとき、

話を早く切り上げようとしすぎだよ!分かりやすすぎ!」

と幼なじみに怒られつつ、

『同業他社のディスりプレゼンをしない』というものさしで、

候補は一気に半分に。

けれど不思議なことに、

数日間におよぶ面談の中で、自分がいいなと思った相手を

第一候補から第三候補まで挙げたところ、

幼なじみの意見と、ぴったりおんなじに。

ものさしの形は人それぞれでも、

結局、受ける印象に大差はないのかもなあ。

 

それにしても。

各社が提案してくれた見積もりを見ると、

価格にはなんと、10倍の開きが!

一社だけ、飛びぬけて高い額を提示してきた会社は、

うちと組む気がそもそもなかったのか、

大手のブランドに対する価値がのっかってるのか、

私には知るよしもないけれど、

いくらなんでも10倍て!

これ、もしこの会社にしか話を聞いてなかったら、

あぶなく起業をあきらめちゃうところだった。

これからも、何か大事なことを決めるときには、

必ずいくつかの候補を挙げて、比較、検討しよう。

シミジミそう思いました。

だって……10倍て。

 

続きは次回!

 



2016/12/08 (2884日前)

いよいよ、景品サイト制作を依頼する業者さんを決めるための、

面談をすることに。

ネットショップにおいて、サイトの作りというのは、

間違いなく一番重要。

私たちのお店の顔であり、

すべての印象を左右する部分と言っても過言ではありません。

そして何より、サイト作りが、

今回の起業で一番お金がかかるところ。

絶対に、ぜーったいに、ここで失敗するわけにはいきません。

 

幼なじみがおさえてくれた貸し会議室に、

私たちは面談の30分前に集合しました。

空調を入れ、幼なじみが買ってきてくれたペットボトルのお茶をスタンバイ。

それから二人で、かるーく打ち合わせ。

「ねえ、あのさあ。私、信頼できる社会人に見える?」

実は、たった一度も会社勤めをしたことがない私。

スーツは一着も持ってないし、

上座やら下座やらも、ちょっと席の構造が複雑だともう分からない。

それになにより、

名刺なるものを渡し慣れていないのですが……。

「うーん。ま、今さらどうしようもないんじゃない?」

うわ、なにその、YESでもNOでもない答え。

まあ、幼なじみがスーツだから、信頼感はそっちに任せるか。

「とにかく舐められないように、堂々としててくれればいいから」

お、おう。

 

かくしてはじまった面談。

各社、打ち合わせのためにとった時間は、1時間。

その後30分の休憩を経て、また次の業者さんが来る、という仕組みです。

さあ、しっかり話を聞いて、ここだ!というパートナーを見つけるぞ!

と気合いを入れていたのですが……。

最初の業者さんが話し始めてたった数分で、私は顔面蒼白。

な、なにを言っているのか、

ほとんど全く分からないのだが?

ペイドサーチ?

SEO対策?

リスティング広告?

CPC?

LP化?

デマンドサイドプラットフォーム?

……は?

 

ちらり、と幼なじみを見ると、

ふんふん、なるほど、とうなずきながら、時折笑ったり、質問したり。

私が1割弱しか分からない説明も、どうやらちゃんと通じている様子。

す、すごいな。

でもまあ、よかった。じゃあ、あとで説明してもらおう。

と、ホッとしたら、突然睡魔が!

いつでもどこでも眠れてしまう特技が、

最悪のタイミングで顔を出そうとしている!

この、チンプンカンプンな単語をシャワーのように浴びせられる感じ、

高校時代の物理の授業みたいだ……。

で、でもだめだ!寝たら死ぬ。社会的に死ぬ。

私は必死で、会議室の机の下で、太ももをつねったり、

スカートをめくって、ぱたぱた風を送ったり。

こんなんで、あと数社、耐えられるのか……?

 

続きは、次回。

 

 



2016/12/04 (2888日前)


いよいよ、景品サイト制作を依頼する業者さんを決めるための、

面談をすることに。

ネットショップにおいて、サイトの作りというのは、

間違いなく一番重要。

私たちのお店の顔であり、

すべての印象を左右する部分と言っても過言ではありません。

そして何より、サイト作りが、

今回の起業で一番お金がかかるところ。

絶対に、ぜーったいに、ここで失敗するわけにはいきません。

 

幼なじみがおさえてくれた貸し会議室に、

私たちは面談の30分前に集合しました。

空調を入れ、幼なじみが買ってきてくれたペットボトルのお茶をスタンバイ。

それから二人で、かるーく打ち合わせ。

「ねえ、あのさあ。私、信頼できる社会人に見える?」

実は、たった一度も会社勤めをしたことがない私。

スーツは一着も持ってないし、

上座やら下座やらも、ちょっと席の構造が複雑だともう分からない。

それになにより、

名刺なるものを渡し慣れていないのですが……。

「うーん。ま、今さらどうしようもないんじゃない?」

うわ、なにその、YESでもNOでもない答え。

まあ、幼なじみがスーツだから、信頼感はそっちに任せるか。

「とにかく舐められないように、堂々としててくれればいいから」

お、おう。

 

かくしてはじまった面談。

各社、打ち合わせのためにとった時間は、1時間。

その後30分の休憩を経て、また次の業者さんが来る、という仕組みです。

さあ、しっかり話を聞いて、ここだ!というパートナーを見つけるぞ!

と気合いを入れていたのですが……。

最初の業者さんが話し始めてたった数分で、私は顔面蒼白。

な、なにを言っているのか、

ほとんど全く分からないのだが?

ペイドサーチ?

SEO対策?

リスティング広告?

CPC?

LP化?

デマンドサイドプラットフォーム?

……は?

 

ちらり、と幼なじみを見ると、

ふんふん、なるほど、とうなずきながら、時折笑ったり、質問したり。

私が1割弱しか分からない説明も、どうやらちゃんと通じている様子。

す、すごいな。

でもまあ、よかった。じゃあ、あとで説明してもらおう。

と、ホッとしたら、突然睡魔が!

いつでもどこでも眠れてしまう特技が、

最悪のタイミングで顔を出そうとしている!

この、チンプンカンプンな単語をシャワーのように浴びせられる感じ、

高校時代の物理の授業みたいだ……。

で、でもだめだ!寝たら死ぬ。社会的に死ぬ。

私は必死で、会議室の机の下で、太ももをつねったり、

スカートをめくって、ぱたぱた風を送ったり。

こんなんで、あと数社、耐えられるのか……?

 

続きは、次回。

 

 



2016/12/04 (2888日前)


景品サイトを考えるなら、まずは景品サイト脳に!

ということで、世にある景品サイトを、

かたっぱしからブックマークしはじめた私。

その数、なんと20社以上。

うわあ。

幼なじみに教えてもらうまで、景品サイトなるものの存在すら知らなかったけど、

世の中にはこんなに先発の会社があるんだ……

と、一瞬気持ちが怯みかけたものの、いや、ちょっと待てよ?

同業他社が20社って、決して多くないかも。

だって、声優が日本に20人しかいなかったら、

たぶん全員が大忙しの大スターだし!

まあ、業界の大きさとか、そもそもの分母の数とか、

細かいことはいろいろあるけれど、

「20社なら、うちだけの個性を探すことができるかも」

と、とにかく前向きに捉えることにしました。

 

そしてはじまった、景品サイト研究。

どういうサイトなら、見やすいのか。興味をひくのか。印象に残るのか。

見れば見るほど、どのサイトも嗜好を凝らしているし、

サービスもそれぞれ充実していて、当たり前だけど超真剣。

私も、未経験ながらいろいろ考えました。

そうしてどうにか、サイトの名前と、キーとなるキャラクターを決めたのです。

そう、新しく作る景品サイトは、

キャラクターを作って、案内役に据えることに。

この子を通して、少しでもサイトを覚えてもらえるといいな。

どんなキャラと名前にしたのかは、

折を見てちゃんと発表します。

 

さて、サイトの名前が決まったので、次はドメイン取得。

これは、「お名前.com」というサイトで、簡単にできました。

ドメインの年間使用料も、数千円と格安。

ドメインに付随したメールアドレスも作り、これで、

名刺に載せる情報はすべてそろった。長かった……!

 

と、ここで幼なじみから連絡が。

「明日、レンタル会議室を借りて、

サイトを作ってくれる業者を選定するための打合せ、組んだよ。

1時間半おきに、業者の担当さんが次々と来るから、よろしくね」

はいはい、任せて……って、その打合せ、明日なの!?

じゃあ二人分の名刺を大至急作らなきゃ、

でも今日も仕事で帰りが遅いし!

ってところで頭に浮かんだのが、

コミケの準備で毎回お世話になっている、キンコーズ

さっそく確認してみると、

「データを持ち込んでいただければ、最短3時間で作れます」

値段もお安い。じゃあよろしくお願いします!

ということで仕事のあと、キンコーズへダッシュ。

名刺が完成したのは、深夜1時。

モノクロ印刷だし、今はまだ簡素な名刺ではあるけど、

でもこれ、私の会社の名刺なんだ……!

もっとサイトが固まったら、カラーで新しいのを作ろうということで、

今はたった50枚ずつ。

帰り道、名刺が入った小さな箱を見ながら、

がんばるぞ、と思いました。

ひとまず、明日の仕事と打合せのために、暖かくして寝よう。

 

続きは次回!

 



2016/12/01 (2891日前)

景品サイトを考えるなら、まずは景品サイト脳に!

ということで、世にある景品サイトを、

かたっぱしからブックマークしはじめた私。

その数、なんと20社以上。

うわあ。

幼なじみに教えてもらうまで、景品サイトなるものの存在すら知らなかったけど、

世の中にはこんなに先発の会社があるんだ……

と、一瞬気持ちが怯みかけたものの、いや、ちょっと待てよ?

同業他社が20社って、決して多くないかも。

だって、声優が日本に20人しかいなかったら、

たぶん全員が大忙しの大スターだし!

まあ、業界の大きさとか、そもそもの分母の数とか、

細かいことはいろいろあるけれど、

「20社なら、うちだけの個性を探すことができるかも」

と、とにかく前向きに捉えることにしました。

 

そしてはじまった、景品サイト研究。

どういうサイトなら、見やすいのか。興味をひくのか。印象に残るのか。

見れば見るほど、どのサイトも嗜好を凝らしているし、

サービスもそれぞれ充実していて、当たり前だけど超真剣。

私も、未経験ながらいろいろ考えました。

そうしてどうにか、サイトの名前と、キーとなるキャラクターを決めたのです。

そう、新しく作る景品サイトは、

キャラクターを作って、案内役に据えることに。

この子を通して、少しでもサイトを覚えてもらえるといいな。

どんなキャラと名前にしたのかは、

折を見てちゃんと発表します。

 

さて、サイトの名前が決まったので、次はドメイン取得。

これは、「お名前.com」というサイトで、簡単にできました。

ドメインの年間使用料も、数千円と格安。

ドメインに付随したメールアドレスも作り、これで、

名刺に載せる情報はすべてそろった。長かった……!

 

と、ここで幼なじみから連絡が。

「明日、レンタル会議室を借りて、

サイトを作ってくれる業者を選定するための打合せ、組んだよ。

1時間半おきに、業者の担当さんが次々と来るから、よろしくね」

はいはい、任せて……って、その打合せ、明日なの!?

じゃあ二人分の名刺を大至急作らなきゃ、

でも今日も仕事で帰りが遅いし!

ってところで頭に浮かんだのが、

コミケの準備で毎回お世話になっている、キンコーズ

さっそく確認してみると、

「データを持ち込んでいただければ、最短3時間で作れます」

値段もお安い。じゃあよろしくお願いします!

ということで仕事のあと、キンコーズへダッシュ。

名刺が完成したのは、深夜1時。

モノクロ印刷だし、今はまだ簡素な名刺ではあるけど、

でもこれ、私の会社の名刺なんだ……!

もっとサイトが固まったら、カラーで新しいのを作ろうということで、

今はたった50枚ずつ。

帰り道、名刺が入った小さな箱を見ながら、

がんばるぞ、と思いました。

ひとまず、明日の仕事と打合せのために、暖かくして寝よう。

 

続きは次回!

 



2016/12/01 (2891日前)


どうにか条件に合うオフィスを見つけ、契約をした私たち。

これで、会社の名刺に書き込む、

・住所

・電話番号

・ファックス番号

は取得できました。

さあ、次に決めるべきはメールアドレス。

これも「信頼」ということを考えると、

GoogleやYahoo!の、フリーアドレスってわけにはいかないよな。

それにネットショップをはじめるなら、

インターネット上の住所にあたるところの、

独自ドメインも早めに取得しなくては。

私も、自分の名前で、masumin.netというドメインと、

それに付随したメールアドレスは持ってるけど、

いかんせんこれを取ったのは20年近く前

もはや自分で取ったのか、人にやってもらったかさえ記憶にない。

そもそも、ドメインを取るってことは、

ネットショップの名前も合わせて考える必要があるし……。

 

そのことを幼なじみに伝えると、

「じゃあ、こっちはこっちで、サイトを作ってくれる業者を選定するから、

ショップのコンセプト決めは全部任せるわ。

アイディア出すの、得意でしょ」

いや、ネットショップのアイディアなんて、出したことないけど?

「じゃあ、ECサイトを作る業者の選定できる?」

できません……。

かくして、私たちはしぶしぶ作業を分担。

でもさ、ネットショップの名前やコンセプトを決める係って、

ものすごく責任重大じゃない?

ここでの失敗って、取り返しがつかないやつじゃない?

アイディアを出そうにも、

昨日今日「景品サイト」なるものを知った私には、

とっかかりすら見つけられないのですが……。

 

いや、ちょっと待て。こんなこと、前にもあったぞ。

思い起こせば8年前、

創作など一度もしたことがなかった私は、

ふと頭に浮かんだ短いお話を書き留め、公募に出して、

ありがたいことに、絵本の賞をいただいた。

でも、大変だったのはそこから。

編集さんと絵本の話をしようにも、

出てくる言葉がまったく分からない。

出版に関する専門用語も、

有名な絵本のタイトルも、絵本作家さんの名前も、

あたかも一般常識のように出てくる単語が、

はじめて聞く外国語のようにチンプンカンプン。

「どんな人間でも、ひとつは語るべき物語を持っている」

と聞いたことがあるけれど、

このままじゃ私本当に、

そのたったひとつにスポットが当たっただけの、

単なるラッキー素人で終わってしまう!

あのときの、チンプンカンプンさと、今。

モノは全然違うけど、

心にこみ上げるよるべなさがそっくり!

 

8年前の私が、どうしたか。

毎日5冊~10冊ずつ、近所の図書館に絵本を予約。

タイトルと作者名をメモしつつ、借りては読み、借りては読み、

月に数百冊のペースで、ひたすら絵本を読みました。

オフの日は、子供たちに交じって、1日中図書館で絵本三昧。

そうやって、シャワーを浴びるように絵本にふれていると、

知識も、リズムも、展開も、自分なりの好みも蓄積されて、

なんていうか、頭の中が少しずつ、

絵本脳になっていくのです。

あれと同じことをすればいいんじゃね?

景品サイトにめちゃくちゃ詳しくなって、

絵本脳ならぬ、景品サイト脳になればいいんじゃね?

 

ということで、まずはひたすら景品サイトを検索、

見つけた端からブックマーク。

私の景品サイト研究がはじまりました。

 

続きは、次のブログで。

 



2016/11/29 (2893日前)

どうにか条件に合うオフィスを見つけ、契約をした私たち。

これで、会社の名刺に書き込む、

・住所

・電話番号

・ファックス番号

は取得できました。

さあ、次に決めるべきはメールアドレス。

これも「信頼」ということを考えると、

GoogleやYahoo!の、フリーアドレスってわけにはいかないよな。

それにネットショップをはじめるなら、

インターネット上の住所にあたるところの、

独自ドメインも早めに取得しなくては。

私も、自分の名前で、masumin.netというドメインと、

それに付随したメールアドレスは持ってるけど、

いかんせんこれを取ったのは20年近く前

もはや自分で取ったのか、人にやってもらったかさえ記憶にない。

そもそも、ドメインを取るってことは、

ネットショップの名前も合わせて考える必要があるし……。

 

そのことを幼なじみに伝えると、

「じゃあ、こっちはこっちで、サイトを作ってくれる業者を選定するから、

ショップのコンセプト決めは全部任せるわ。

アイディア出すの、得意でしょ」

いや、ネットショップのアイディアなんて、出したことないけど?

「じゃあ、ECサイトを作る業者の選定できる?」

できません……。

かくして、私たちはしぶしぶ作業を分担。

でもさ、ネットショップの名前やコンセプトを決める係って、

ものすごく責任重大じゃない?

ここでの失敗って、取り返しがつかないやつじゃない?

アイディアを出そうにも、

昨日今日「景品サイト」なるものを知った私には、

とっかかりすら見つけられないのですが……。

 

いや、ちょっと待て。こんなこと、前にもあったぞ。

思い起こせば8年前、

創作など一度もしたことがなかった私は、

ふと頭に浮かんだ短いお話を書き留め、公募に出して、

ありがたいことに、絵本の賞をいただいた。

でも、大変だったのはそこから。

編集さんと絵本の話をしようにも、

出てくる言葉がまったく分からない。

出版に関する専門用語も、

有名な絵本のタイトルも、絵本作家さんの名前も、

あたかも一般常識のように出てくる単語が、

はじめて聞く外国語のようにチンプンカンプン。

「どんな人間でも、ひとつは語るべき物語を持っている」

と聞いたことがあるけれど、

このままじゃ私本当に、

そのたったひとつにスポットが当たっただけの、

単なるラッキー素人で終わってしまう!

あのときの、チンプンカンプンさと、今。

モノは全然違うけど、

心にこみ上げるよるべなさがそっくり!

 

8年前の私が、どうしたか。

毎日5冊~10冊ずつ、近所の図書館に絵本を予約。

タイトルと作者名をメモしつつ、借りては読み、借りては読み、

月に数百冊のペースで、ひたすら絵本を読みました。

オフの日は、子供たちに交じって、1日中図書館で絵本三昧。

そうやって、シャワーを浴びるように絵本にふれていると、

知識も、リズムも、展開も、自分なりの好みも蓄積されて、

なんていうか、頭の中が少しずつ、

絵本脳になっていくのです。

あれと同じことをすればいいんじゃね?

景品サイトにめちゃくちゃ詳しくなって、

絵本脳ならぬ、景品サイト脳になればいいんじゃね?

 

ということで、まずはひたすら景品サイトを検索、

見つけた端からブックマーク。

私の景品サイト研究がはじまりました。

 

続きは、次のブログで。

 



2016/11/29 (2893日前)


会社の名刺を作るためにも、まずはオフィスの住所!

ということで、レンタルオフィスやら、バーチャルオフィスやらを

あれこれ調べ始めた私と幼なじみ(前回からの続きです)。

 

現代は、何を調べるにもインターネット。

ということで、格安で住所を手に入れられる会社を

あれこれ検索するわけですが……。

ここで、シミジミ思いました。サイトから受ける印象って大事!

明らかにプロが作った、

情報や写真が充実した親切なサイトもあれば、

ここは動いてるの?最終更新日はいつ?と思わず確認してしまう、

さながら化石のようなサイトも。

オフィスの価格も、

月々480円から上は20万円越えと、とんでもない幅が。

「利用者同士の交流の機会多数!

クリエイティブなコワーキング空間」

と書かれた超おしゃれなオフィスには惹かれるけれど、

いかんせんマネーが……。

 

起業するにあたって、今後も何度も再確認することになる、

最初の取り決め、

『立ち上げから、初年度に必要なランニングコスト、

全部合わせて300万円におさえること』。

ここは絶対に死守しなくては。

というより、

この取り決めを簡単に覆すようでは、きっとビジネスはうまくいかない。

やりたいこと最優先、ではなくて、

300万円でできる範囲でやりたいことをする、

という発想でいかなくては。

 

かくして、いくつかオフィスの候補を絞った私たち。

行けるときは二人一緒に、

無理なときは手分けして、いくつかのオフィスを見に行きました。

とは言えお互い本業があるので、

場合によっては夜、仕事が終わってから、

せめてガワだけでも、と外観を見に行くことも。

私が一人で見に行ったバーチャルオフィスなどは、

住宅街の奥にめちゃくちゃひっそり佇んでいました。

その古さ、ひと気のなさ、汚れっぷり、なんていうか、は、廃墟?

1階にあるポストには、郵便物がぎゅうぎゅう詰め。

これだけ見ると、夜逃げしたオフィスみたいなんですが……。

ああ、値段と条件と環境って、なかなか折り合わないものなんだなあ。

 

それでもどうにか、オフィスを見つけ出しました。

都心の一等地、しかも私にとっては、仕事でよく行く場所。

入り口はまあまあきれいだし、駅からも近い。人の出入りも多い。

有料だけど会議室も借りられるし、そのほかの条件もおおむねクリア。

建物自体はけっこう古く、

おしゃれなコワーキングスペースとは言いづらいけど、

とりあえずベターでは、きっとある。

会社の名刺完成に、一歩近づけた!

 

ということで、続きは次のブログで。

 



2016/11/27 (2895日前)

会社の名刺を作るためにも、まずはオフィスの住所!

ということで、レンタルオフィスやら、バーチャルオフィスやらを

あれこれ調べ始めた私と幼なじみ(前回からの続きです)。

 

現代は、何を調べるにもインターネット。

ということで、格安で住所を手に入れられる会社を

あれこれ検索するわけですが……。

ここで、シミジミ思いました。サイトから受ける印象って大事!

明らかにプロが作った、

情報や写真が充実した親切なサイトもあれば、

ここは動いてるの?最終更新日はいつ?と思わず確認してしまう、

さながら化石のようなサイトも。

オフィスの価格も、

月々480円から上は20万円越えと、とんでもない幅が。

「利用者同士の交流の機会多数!

クリエイティブなコワーキング空間」

と書かれた超おしゃれなオフィスには惹かれるけれど、

いかんせんマネーが……。

 

起業するにあたって、今後も何度も再確認することになる、

最初の取り決め、

『立ち上げから、初年度に必要なランニングコスト、

全部合わせて300万円におさえること』。

ここは絶対に死守しなくては。

というより、

この取り決めを簡単に覆すようでは、きっとビジネスはうまくいかない。

やりたいこと最優先、ではなくて、

300万円でできる範囲でやりたいことをする、

という発想でいかなくては。

 

かくして、いくつかオフィスの候補を絞った私たち。

行けるときは二人一緒に、

無理なときは手分けして、いくつかのオフィスを見に行きました。

とは言えお互い本業があるので、

場合によっては夜、仕事が終わってから、

せめてガワだけでも、と外観を見に行くことも。

私が一人で見に行ったバーチャルオフィスなどは、

住宅街の奥にめちゃくちゃひっそり佇んでいました。

その古さ、ひと気のなさ、汚れっぷり、なんていうか、は、廃墟?

1階にあるポストには、郵便物がぎゅうぎゅう詰め。

これだけ見ると、夜逃げしたオフィスみたいなんですが……。

ああ、値段と条件と環境って、なかなか折り合わないものなんだなあ。

 

それでもどうにか、オフィスを見つけ出しました。

都心の一等地、しかも私にとっては、仕事でよく行く場所。

入り口はまあまあきれいだし、駅からも近い。人の出入りも多い。

有料だけど会議室も借りられるし、そのほかの条件もおおむねクリア。

建物自体はけっこう古く、

おしゃれなコワーキングスペースとは言いづらいけど、

とりあえずベターでは、きっとある。

会社の名刺完成に、一歩近づけた!

 

ということで、続きは次のブログで。

 



2016/11/27 (2895日前)


ネットショップを開くことにして、業種は景品ビジネスと決めた私。

前回からの続きです)

じゃあ次にやるべきは……

ネットショップを作ってくれる業者さんを選ばなきゃ!

と、そこで幼なじみが冷静な一言。

「それをするにはまず、名刺を作るべきでしょ。

名刺もなしに、素人まるだしで会いにいったら、

ぜんぜん信頼感ないし、

足元見られて吹っかけられるのがオチだよ

な、なるほど、確かに……。

ネットショップ開設にあたって、

ショップを作る費用というのは、一番大きな額が動くところ。

会社やお店の顔でもあるし、ここは慎重にパートナーを決めたい。

でも考えてみたら名刺って、

 ・お店、もしくは会社の名前

 ・役職(これは場合によってはなくてもいい)

 ・住所

 ・電話番号

 ・メールアドレス

最低でもこれくらいの情報を載せないと、形にならない。

去年「あさのカンパニー(仮)」という、

割と自由になんでもできる自分の会社を作ったので、

ネットショップ自体は、その会社の一業務ということにすればいいけど、

会社の住所を、ネットショップの住所として表に出すのは、

業務にいろいろ差し支えるし、セキュリティ上も心配。

「でも、会社の住所って、どこにするかで印象変わってくるよ。

最低でも都内、できれば都心がいいけど、どうする?」

幼なじみと私は、お互いうーんと腕組み。

ちょっと考えようということで、その日の打合せは終わりました。

 

家に帰って、私はネットであれこれ検索してみました。

初年度のランニングコストが300万円なので、

オフィスを借りるにしても、それほどお金はかけられません。

すると。

「レンタルオフィス」

「シェアオフィス」

「バーチャルオフィス」

などの文字が。

私のように、低コストでの起業を考えている人のために、

超低価格でオフィスが借りられるサービスが

世の中にはごまんとあったのです。知らなかった……!

中には、電話転送サービスや、秘書代行サービス、

郵便物受け取り&転送サービスや、

会議室貸し出しサービスなど、

起業家のためのサービスが充実しているところも。

月々480円から!なんて目を疑う価格の会社もあり、

私と幼なじみは、手分けして、借りるオフィスの下見をすることに。

 

起業するって、こういう細かい作業がたくさんあるのね。

ということで、続きは次のブログに。

 



2016/11/24 (2898日前)

ネットショップを開くことにして、業種は景品ビジネスと決めた私。

前回からの続きです)

じゃあ次にやるべきは……

ネットショップを作ってくれる業者さんを選ばなきゃ!

と、そこで幼なじみが冷静な一言。

「それをするにはまず、名刺を作るべきでしょ。

名刺もなしに、素人まるだしで会いにいったら、

ぜんぜん信頼感ないし、

足元見られて吹っかけられるのがオチだよ

な、なるほど、確かに……。

ネットショップ開設にあたって、

ショップを作る費用というのは、一番大きな額が動くところ。

会社やお店の顔でもあるし、ここは慎重にパートナーを決めたい。

でも考えてみたら名刺って、

 ・お店、もしくは会社の名前

 ・役職(これは場合によってはなくてもいい)

 ・住所

 ・電話番号

 ・メールアドレス

最低でもこれくらいの情報を載せないと、形にならない。

去年「あさのカンパニー(仮)」という、

割と自由になんでもできる自分の会社を作ったので、

ネットショップ自体は、その会社の一業務ということにすればいいけど、

会社の住所を、ネットショップの住所として表に出すのは、

業務にいろいろ差し支えるし、セキュリティ上も心配。

「でも、会社の住所って、どこにするかで印象変わってくるよ。

最低でも都内、できれば都心がいいけど、どうする?」

幼なじみと私は、お互いうーんと腕組み。

ちょっと考えようということで、その日の打合せは終わりました。

 

家に帰って、私はネットであれこれ検索してみました。

初年度のランニングコストが300万円なので、

オフィスを借りるにしても、それほどお金はかけられません。

すると。

「レンタルオフィス」

「シェアオフィス」

「バーチャルオフィス」

などの文字が。

私のように、低コストでの起業を考えている人のために、

超低価格でオフィスが借りられるサービスが

世の中にはごまんとあったのです。知らなかった……!

中には、電話転送サービスや、秘書代行サービス、

郵便物受け取り&転送サービスや、

会議室貸し出しサービスなど、

起業家のためのサービスが充実しているところも。

月々480円から!なんて目を疑う価格の会社もあり、

私と幼なじみは、手分けして、借りるオフィスの下見をすることに。

 

起業するって、こういう細かい作業がたくさんあるのね。

ということで、続きは次のブログに。

 



2016/11/24 (2898日前)


「ネットでお店を持って、景品ビジネスをはじめるのはどうか」

という結論に達した私と幼なじみ(その1からの続きです)。

さて、景品ビジネスとはなにか。

簡単に言えば、

「ビンゴ大会で必要な景品のすべてを、

幹事さんに代わって用意するお仕事」。

 

ビンゴ大会って、きっと誰もが参加したことありますよね。

忘年会や新年会、歓送迎会や打ち上げ、

結婚式の二次会や大学のゼミ合宿、ホームパーティーなど、

人が集まる席には欠かせないのがビンゴ大会。

でも!

私も経験済みなのですが、

ビンゴ大会の幹事になると、準備がとっても大変。

決められた予算内で、景品の数を決めて、あちこちに買い出し。

参加者が喜びそうなものを集め、

目玉賞品にはパネルを作ったり、

目録や、持ち帰り用の袋を用意したり……。

嗚呼、思い出しただけで、あの日のトラウマが!

しかーし。

実は世の中には、俗に『景品サイト』と呼ばれるサイトがあるのです!

景品サイトなら、賞品の選定から、

配送、パネルづくり、目録の手配、

場合によっては会場で使うBGMや司会進行の仕方まで、

かゆいところに手が届くサービスで、

ビンゴ大会につきまとう面倒くさいあれこれを、

ぜーんぶ代行してくれるのです。

そのことを幼なじみから教えられたときは、まさに目からウロコ。

「なんて便利な世の中なんだ!

私が幹事をやったときも、こういうサイトを使えばよかった……」

と、シミジミ思いました。

 

そして。

私にとって好都合だったのは、

景品サイトって、運営するにあたり、

在庫をほとんど持たなくていいところ。

例えば。

ビンゴ大会の景品で、『大型テレビ』という賞品があったとします。

サイトを運営する私たちは、幹事さんから注文をもらったら、

まず、『大型テレビ』と書かれたパネルと、目録を郵送します。

その後、ビンゴ大会で『大型テレビ』が当たった人が、

目録の中のハガキに住所を記入して、送り返してくれる。

そのハガキが届いた時点で、大型テレビを仕入れれば、

私の手元に在庫ができたり、

仕入れたはいいけど売れ残った、

などということがないわけなのです。

これなら、最初に決めた、

『立ち上げから、初年度に必要なランニングコスト、

全部合わせて300万円におさえること』が達成できるはず。

 

とは言えもちろん、リスクがゼロなわけじゃありません。

何しろ経験のないことだし、

すでにある業界に新規参入するわけですから、

簡単にうまくいくとは到底思えません。

でも。

結局何をするにしても、

リスクを取らなくてはリターンもない、はず。

それに、もともとお金に興味があった私にとって、

「事業を一から立ち上げて経営するという経験」は、

なんだかとっても興味深い!

ありがたいことに、私の仕事は、声優、そしてときどき物書き。

今はお金にまつわるラジオ番組もやっているし、

事業を立ち上げて経営するという経験、

そしてその過程で味わうであろういろいろな気持ちは、

なんにせよ絶対に無駄にはならない!

最悪、話のネタになるじゃないか!

……ということで、ビビる気持ちもあったのですが、

「ま、300万円の資金が尽きたらやめればいいんだし」

と己を励ましつつ、私は起業することを決めたのでした。

 

さて、業種を決めたはいいけれど、

起業するにあたって、次に何をしたらいいの?

それはまた、この次のブログに書きますね。

 

 



2016/11/22 (2900日前)